【浜わらすインターン1週目の感想】

2022.8.23

スタッフだより
インターン生の和田大洋です。
私の地元は徳島県の牟岐という町で、南海トラフ巨大地震による大津波が懸念されている場所です。
そのため、教育において防災に力を入れており、女川町との交流や東日本大震災について学ぶ機会がたくさんありました。
私が小学一年生の時に東日本大震災が起こり、津波が町を飲み込んでいく映像をテレビで何度も見ました。
同じ国に住む人々が震災で大勢亡くなり、生き残った人は大変な生活をしているという事実が私の当たり前を変えました。
「自分が今、東北の人のために出来ることは何だろう。」
と考えていたのをよく覚えています。
当時の僕は自分のお小遣いをすべて募金箱に入れていました。
それくらいしか出来ない自分を情けなく思いました。
今思えば、出来ることはいくらでもありましたが、自分の限界を勝手に決めてしまっていました。
 私たちの当たり前の生活は一瞬にして消え去ることを知りました。あのときの映像が私の人生に与えた影響は非常に大きかったと思います。
小学校高学年になると、委員会に入るのですが、私は二年間迷わず、防災委員会を選びました。
大学生になったら東北に行こうと決めていたので、大学のプログラムのインターン先に宮城県があるのを知って迷いなく、決めました。
 私は震災後、東北の人々が何を思って生きているのかにとても関心がありました。
震災後に生まれた子どもがどういう風に育っているのかについても知っておきたいと思っていました。
なので、浜わらすの活動は自分にぴったりだと思い、選考に進ませていただきました。
 二泊三日のサバイバルキャンプから私のインターンはスタートしました。
参加者は浜わらすの活動に小学校低学年から参加している中学生二人。
一緒にキャンプをして二人の自然の中で生きていく力は本当に凄いと思いました。学校教育では身につけられない、自由な発想力と行動力が彼らにはありました。
 中学生の二人や浜わらすのスタッフの方々から刺激を受け、自分は何をして、人の役に立っていくかについて色々と考え、方向性が定まってきたように思います。
残り二週間で学べるところはどんどん吸収して、自分にできることに全力を尽くしたいと思います。
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